シリコンキーパッドが「押すと跳ね返る」ような押し心地を実現できるのは、その内部の「ウェブ(斜壁)」設計によるものです。優れたキーパッド設計には、以下の3つの核心的な物理パラメータを把握する必要があります。
1. キー押圧反発力 (Actuation Force) とタッチ比率 (Tactile Ratio)
キーを押すのに必要な力 (F1)。民生用電子機器は通常80g〜120g。産業機器、医療設備、車載パネルは、振動による誤タッチを防ぐため約150g〜250gが要求されます。理想的なタッチ比率 `(F1 - F2) / F1` は40%〜60%の間に管理し、非常にクリアな「クリック感」を提供します。
2. ストローク設計 (Travel) とプリストローク (Pre-travel)
キーの全ストロークは約1.0mm〜2.0mmです。ストロークが短すぎる(<0.8mm)と明確な反発フィードバックが得られにくくなり、長すぎると指の疲労感が増す可能性があります。
3. 導電接点材料の選定 (Conductive Contacts)
導電性カーボンディスク (Carbon Pill)(接触抵抗100〜150Ω)は最も経済的な選択肢。金属ディスク (Metal Pill / 金・銀接点)(通常10Ω未満)は低遅延・高精度コントロール向け。導電性インク印刷は薄型設計に適しています。
▲ シリコーン導電キーのウェブ構造、ストローク、プレストロークおよび底面のカーボン接点設計図
鈞翔実業は30年以上の精密金型開発力を持ち、金型の一括サービスを提供。タッチのフィードバックを最適化するためにキーのウェブ厚さの調整などをサポートします。当社の工場は新荘新樹路に位置しており、図面をご提供いただければ技術的な議論を承ります。